最近のいただきもの

なかなかご紹介できてなかったのですが、いろいろとご著書を頂いておりました。 ちょっと前になりますが、坂井豊貴先生からは『暗号通貨 vs. 国家』を頂いておりました。個人的にも暗号通貨に興味を持っていたところがあり非常に興味深く読みました。ごく最…

『ポスト政治の政治理論』

法政大学の松尾隆佑先生から『ポスト政治の政治理論-ステークホルダー・デモクラシーを編む』を頂きました。どうもありがとうございます。松尾さんとはリアルでは2回くらいしかお会いしたことないと思いますが(間違ってたらごめんなさい),インターネット…

東南アジアにおける地方ガバナンスの計量分析

晃洋書房から『東南アジアにおける地方ガバナンスの計量分析-タイ,フィリピン,インドネシアの地方エリートサーベイから』という本が出版されました。この中で,私も京都大学の岡本正明先生と共著で「インドネシア地方自治体における政治的リーダーシップ…

最近のいただきもの(教科書・論文集)

なかなかきちんとご紹介ができておりませんでしたが、以下の書籍を頂いておりました。こちらは教科書や論文集になります。論文集はバラバラで出版が難しい、というようなことをよく耳にするのですが、今回ご紹介している論文集の多くは一貫したコンセプトの…

イデオロギーと日本政治

少し前ですが,早稲田大学の遠藤晶久先生から『イデオロギーと日本政治-世代で異なる「保守」と「革新」』を頂いておりました。どうもありがとうございます。もともと英語での著書として書かれたものを日本語に翻訳して出版されているもので,若年層と高齢…

経済教室への補足

7月2日付けの日本経済新聞・経済教室に『参院選で何を問うのか(下)将来を巡る対立軸 意識せよ』というコラムを寄稿しました。選挙前の記事という「ナマモノ」で,本来そういうのを書く能力に乏しいのですが,せっかくのお話なのでチャレンジしてみました。普…

(行政)組織の実証研究

主観的には仕事をしてるつもりでも,何かやってもやっても終わらない感じになっていて,そのために頂いた本の紹介も滞ってるんですが久しぶりに。 もうずいぶん前になってしまいましたが,首都大学の伊藤正次先生はじめ著者の先生方から『多機関連携の行政学…

専門家・専門知識

東京大学の若林悠先生に『日本気象行政史の研究』を頂きました。どうもありがとうございます。本書は,気象行政というややマイナーな領域を対象としつつ,その領域において官僚制がどのようにその専門性を発展させていったのかについて非常に刺激的な議論を…

地方自治研究3冊

東洋大学の箕輪允智先生から『経時と堆積の自治』を頂きました。どうもありがとうございます。博士論文をもとにした出版で,旧新潟三区の三条市・柏崎市・栃尾市・加茂市を対象に,詳細な自治体の歴史を描くことで,それぞれの地域での「自治」のあり方がい…

番号を創る権力

東京大学の羅芝賢先生から,『番号を創る権力-日本における番号制度の成立と展開』を頂きました。どうもありがとうございます。最近,私自身がマイナンバーのような番号制度に関心を持っていることもあり,本当に面白く読ませていただきました。これは番号…

行政組織の改革

金沢大学の河合晃一先生から『政治権力と行政組織』を頂きました。どうもありがとうございます。行政組織の変更を行うときに,新しい組織が政府から独立性の高い組織になるかどうかというのはいつも議論されるところです。よく出てくるのは,新しい組織を合…

Dynasties and Democracy

Daniel Smithさんの著作,Dynasties and Democracy: The Inherited Incumbency Advantage in Japan の書評を依頼されて書きました。年度末〆切だったのに遅れてしまいご迷惑をおかけして本当に申し訳ないです…。相変わらず英語は下手でしょうがないのですが…

オーラル・ヒストリーに何ができるか-作り方から使い方まで

宣伝ですが,御厨貴編『オーラル・ヒストリーに何ができるか-作り方から使い方まで』が岩波書店から出版されました。私はこの中で「「行革官僚」の成功と挫折」という短い文章を寄稿しています。大学院生の時に参加した田中一昭氏のオーラル・ヒストリー以…

『第一次世界大戦期 日本の戦時外交』ほか

帝京大学の渡邉公太先生から『第一次世界大戦期 日本の戦時外交-石井菊次郎とその周辺』を頂いておりました。ありがとうございます。外交史,しかも戦前の話なので,十分に理解できるわけではありませんが,興味深く読ませていただきました。基本的には,第…

クロス選挙?雑感

大阪府知事・大阪市長が辞職し,2019年4月の統一地方選挙にあわせて選挙が行われることになりました。辞めた知事が市長に,市長が知事に立候補するということで「クロス(ダブル)選挙」と呼ばれることがあるようです。やってる研究上,私自身もこの件につい…

『社会科学と因果分析』メモ

佐藤俊樹先生の『社会科学と因果分析』を読んだ。ところどころ昔を思いつつクスっとしてしまうところがあったが,概念の歴史をたどるところとか慣れてなくて難しかったので,全体的にはクスっとするどころではなかった…。因果推論の話を知っていれば5章はわ…

『維新支持の分析』ほか

関西学院大学の善教将大先生から『維新支持の分析』を頂きました。どうもありがとうございます。先週,山下ゆさんのブログでバズってましたが,本当にいい本だと思います。私の著書や論文もいろいろと引用していただいて感謝するところです。 内容は,まあ山…

中央銀行-セントラルバンカーの経験した39年

年末年始の多くの読書案内で好評価がなされていた白川方明『中央銀行-セントラルバンカーの経験した39年』を読んだ。参考文献入れると750頁を超えるまさに大著で,中身も非常に充実しており勉強になる(読むの時間かかった…)。中央銀行制度はもちろん,政…

沖縄住民投票雑感

2月末に予定されている沖縄県の県民投票が非常に難しい状況になっている。地方制度と住民投票のそれぞれについて研究をしてきた身からするとややこしいけど非常に興味深いところでもある。 事実関係でいうと,2019年沖縄県民投票 - Wikipediaが端的にまとま…

仕事納め

年明けすぐの締め切りとか数か月ずっと懸案で進まないものとかいろいろ収まってない感もあるけどタイムアップなので仕事納め。8月下旬に帰国してから4か月程度なわけですが,「え,まだ4か月なの?」感があるほどにバタバタが続き,11月末で研究関係の書き物…

政策過程を考える

ご紹介が遅れておりましたが,少し前に同志社大学の原田徹先生から『EUにおける政策過程と行政官僚制』を頂いておりました。どうもありがとうございます。本書は,タイトルの通りにEUの政策過程について歴史的制度論の観点から実証分析を行ったものです。EU…

地方財政2冊

埼玉大学の宮﨑雅人先生から,『自治体行動の政治経済学』を頂きました。どうもありがとうございます。地方財政の非常に緻密な分析をされている本で,ここのところ少し地方財政の勉強をさぼってる今の私にはなかなか難しくて時間がかかったのですが(苦笑)…

『農業保護政策の起源』『天皇の近代』

北海道大学の佐々田博教先生に『農業保護政策の起源』を頂きました。どうもありがとうございます。日本の農業政策といえば,政治家・農協・農水省が作る「鉄の三角形」が重要だと言われたり,農業補助金を増やすことを志向する農水省が国際交渉を梃子に省益…

最近のいただきもの

帰国してからこの間いくつかご著書を頂いておりました。まず遅くなってしまいましたが,夏休みのうちに河野勝先生から,監修をされている「ポリティカル・サイエンス・クラシックス」シリーズのうち,『国力と外国貿易の構造』『通産省と日本の奇跡』に二冊…

『不利益分配の政治学』

琉球大学の柳至先生に『不利益分配の政治学-地方自治体における政策廃止』を頂きました。どうもありがとうございます。本書では,地方自治体における政策廃止がどのようなメカニズムで決定されているかについて検討したもので,土地開発公社・自治体病院・…

『崩れる政治を立て直すー21世紀の日本行政改革論』

東京大学の牧原出先生から『崩れる政治を立て直すー21世紀の日本行政改革論』を頂きました。どうもありがとうございます。全体としては,基本的に自民党の一党優位政党制が完成してからの行政における「ドクトリン」を析出する試みをなされているのかと感じ…

『フランスにおける雇用と子育ての「自由選択」』

釧路公立大学の千田航先生から『フランスにおける雇用と子育ての「自由選択」』を頂きました。どうもありがとうございます。個人的にも日本の子育て支援について考えているところがあり,ただ研究プロジェクトとしてはやや行き詰っていたところだったのです…

最近のいただきもの

帰国してからはや一ヶ月。この一月はやたら長かったような気もしますが,ずいぶんと慣れてきたところでもあります。ただ二年間ほとんどなかった出張はなかなか慣れず…東京との往復の新幹線2時間半がなかなかつらいところ。前はもっと楽だったような気がする…

『現代日本の政党政治』ほか

大阪大学の濱本真輔先生に,『現代日本の政党政治』を頂きました。どうもありがとうございます。大学院の時代から10年以上精力的に取り組まれてきた研究をまとめられたもので,まさに待望の一冊という感じです。とても密度の濃い文章で,集中して読むことが…

在外研究終了のごあいさつ

2016年8月からちょうど二年間にわたった在外研究が終了することになりました。40近くになって初めての海外生活ということもあり,行く前は不安ばかりでありましたが,バンクーバーでの生活はあらゆる意味で満ち足りたものとなりました。当地でお付き合いを頂…