2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

地方債破綻?

時事通信で極めて興味深い記事が。何か最近方々で「学会報告論文が終わった」というコメントを見て,一人で焦っているのですがなかなかこちらは終わらないものの…。 【海外行政事情】米南部の自治体、破綻の危機=史上最大規模 【ニューヨーク29日時事】米…

ブラジル

最近比較政治の文脈で南米やロシアの研究をよく見かけるものの,正直あまり興味を持てずに流してきましたが,ちょっとブラジルの中央地方関係を中心に議論した本を購入。これは単に中央−地方の財政的な関係(Fiscal Federalismのような文脈で)を議論するだ…

第43回会合(2008/4/23)

そろそろ次の学会の報告論文の〆切が…しかしこちらの方も進まないので気分転換(にしては重いが)分権委の会合をヲチ。今回は農水省との公開討議で,テーマは農地転用・農業振興と農業委員会について。あとは保安林の指定解除を権限移譲できるかどうかについ…

監査委員制度の変更

地方制度調査会での監査委員制度変更の議論がだんだん詰まってきたみたいです。時事通信によると以下の通り。 ◎監査委員、議会選任に変更=25日会合で取りまとめへ−地制調小委 第29次地方制度調査会(首相の諮問機関)の専門小委員会は、25日に次回会…

第42回会合(2008/4/17)

出先機関シリーズは前回で終わり,今回からより高位の職位につく官僚の人々との「公開討議」。第一回目は幼保一元化,福祉施設の最低基準,生活保護に関して厚生労働省・文部科学省から局長・審議官クラスが出てきて議論ということで。しかし駒崎さんの本を…

「社会を変える」と研究

新学期から始まる「地方自治」の授業で学生のみなさんに勧める本ということで,NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さんの『「社会を変える」を仕事にする』を読む。率直に言って,自分がいい本を選んだなぁと。趣旨としてはもちろん「地方自治」においてNPOがど…

地方債二題

ミニ公募債 ボーっとJ-CASTを見ていたら,「飽きられた?ミニ公募債 好調債券市場の「負け組」」なる記事が出ていた。たまに硬めのネタもあるものの,J-CASTが地方債の話(しかもミニ公募債!)を扱うというのは,なんだか驚き。発売当初(2003年)は「流通…

第41回(2008/4/8)

天下りをなくすべし,という主張はもっともだと思うけれども,天下りの定義と言うのは能力のない人が出身だけを頼りにして不相応なポジションに就く,ということなのではないだろうか。同じ政党の中で対象となる人の専門性を判断するように委任を受けた機関…

いただきもの

神戸学院大学に移られた南島和久先生と西山慶司先生から頂きました。ちょっと前は興味を持って勉強していたのに,最近「ガバナンス」のような理論的な話はぜんぜんフォローできてないので,勉強させていただきたいと思います。ローカル・ガバメントとローカ…

教育委員会人事

久しぶりに時事ネタで。教育関係では何かと話題の愛知県犬山市より。 ◎教育委員増員の条例改正案を提出へ=学力テスト不参加の愛知県犬山市 愛知県犬山市の田中志典市長は4日、教育委員の定数を現在の5人から6人に1人増員するための条例改正案を8日に開…

第40回会合(2008/4/2)

分権委も丸一年で今回が40回目の会合。よく考えたら一年って51週なわけで,その中で40回会合をやってるっていうのはなかなかハードスケジュールですね。しかし少なくともあと一年半(増田大臣の前倒し発言より)は続くわけで,それ考えたらなかなか大変なも…