今朝久しぶりにワイドショーを見ていたら、苫小牧市長のセクハラ辞職を面白おかしく(?)伝えてた。経緯はよく知らないけど、5/5に事案がおきて、「責任を取って」辞めるっていってそれでも叩かれる、と。まあセクハラは女性にとって辞めたくらいでは済まないようなものだ、というのはわかりますが。
誤解を恐れずに少し考えると、宮台真司が『まぼろしの郊外』で書いていたような話を少し思い出す。地元のローカルルールと中央レベルの報道にやっぱり乖離はあるんじゃないだろうか。地元でなんとなくやってきたことがふとしたきっかけで近代的な否定しにくい「建前」の観点から突発的に激しい批判を浴びたりする。ま、個人的にはなあなあのローカルルールを認めるよりも、「建前」を押し通すことには賛成ですが(^^;
別に苫小牧市長を擁護する気はないけど、何の説明もせず、責任も取らない日テレ記者(と日テレ)を叩かないのは公平なのか?あっちは三ヶ月間も隠してたのに(あ、「黙ってた」だけか)。
まぼろしの郊外―成熟社会を生きる若者たちの行方 (朝日文庫)
- 作者: 宮台真司
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: 文庫
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追記:市長の弁護士、伊東秀子だって!!衝撃。