2020-01-01から1年間の記事一覧
オンライン講義の準備は際限なく続きますが一応仕事納めということで,気持ちとしてはまだ10月くらいなんですがどうも2020年が終わってしまうようです。新型コロナウイルス感染症の蔓延という昨年の今頃は全く予期せぬ出来事によって,ご多分に漏れず2020年…
第3クオーター終了。行政学A,採点はまだだけど。Google classroomを使った完全オンデマンドで,学生のみなさんとはインターネット以外の接点がない授業だったが,個人的にはかなりのエフォートを使うことになり,それなりに満足したところもある。動画はだ…
宣伝ですが,小熊英二・樋口直人『日本は「右傾化」したのか』慶應義塾大学出版会,に「地方議会における右傾化-政党間競争と政党組織の観点から」という論文を,秦正樹さん・西村翼さんとの共著で寄稿しました。ヨーロッパを中心に,右翼政党が進出するメ…
このたび稗田健志さん・多湖淳さんと共著で有斐閣から出版しております『政治学の第一歩』が,刊行から5年を経過して新版として改めて刊行されることになりました。多くの方がお読みくださり,また大学の授業で教科書として利用してくださったおかげです。執…
大阪都構想周辺の研究を10年くらい続けていると,この方にこういう依頼をされると断りにくいなあ,ということも出てきます。今回はそんなかたちのご依頼を受けて,普段やることがないファシリテーターのお仕事をしてきました。しかも,とにかくしゃべりたい…
宣伝ですが一章寄稿した『統治のデザイン-日本の「憲法改正」を考えるために』(弘文堂)が出版されます。本書では,憲法学者と政治学者が共同して,人権について定めたいわゆる権利章典の部分を除いた統治機構に関連する,安全保障・代表・議会・内閣・司…
東京大学の谷口将紀先生に頂きました。この20年にわたる東大朝日調査の成果を披露した,言わずもがなの必読書です。ポリティカル・サイエンスで重視されるような理論構築-検証よりは,どちらかと言えばデータから現実を探索的に明らかにしていくことに重点…
しばらく頂いた論文集や共著の書籍などをご紹介できていなかったのですが,以前のものも含めて簡単に最近の書籍を。 大阪市立大学の野田昌吾先生に『ポピュリズムという挑戦』を頂きました。ありがとうございます。ヨーロッパ各国におけるポピュリズム政党を…
年度末になると出版助成の締め切りということもあって単著を頂くことが増える傾向にあるのですが,今年も色々といただいております。コロナウイルスでさまざまな会議がキャンセルとなり,子どもが家にいる中での「在宅勤務」をしていて,子どもの勉強を見な…
すき間時間に読み進めていた中川一徳『二重らせん』をやっと読んだ。前著『メディアの支配者』を引き継ぐものでめちゃくちゃ面白いテーマで詳細な記述は相変わらずすごいけど,今回は(たぶん前回よりも)知らない人名がいっぱい出てくるのですき間で読むの…
最後は都市政治や自治体行政に関する研究書。まず,都市政治と言っていいのかわかりませんが,筑波大学の五十嵐泰正先生から『上野新論』を頂きました。どうもありがとうございます。五十嵐さんは大学院の先輩でもありますが,本書につながった研究として,…
前回は比較政治・国際政治研究でしたが,今回は日本政治と歴史関係での最近の研究の紹介。なおこのシリーズもう一回続きます…。それはともかく,村井良太先生からは『佐藤栄作』を頂きました。ありがとうございます。私自身も研究してます住宅政策を含めた「…
これまで年末に頂いた本をざっと紹介していたりしたのだけど,去年は最後までバタバタしていたおかげでなかなかその時間が取れず,年明けにやろうと思っても体調を崩してこれもまた難しかった。まあ時間がないのも原因ですが,何よりたくさん研究書が出てい…