欲しい本たち

生協がえらく新しくなっていた。
書籍部もなかなか立派になって、本も充実。
おかげで関心のある本も増える。Amazonとかで買うのも便利だけど、その場合自分の知らない本にはなかなか目が届かない。書店で陳列されている自分の知らない興味深い本を手に取るとすこしうれしくなる。
ただまあ研究費が交付されるまであんまり買えないですが…。

中国の地方制度における自治問題

中国の地方制度における自治問題

中国の地方制度改革を今から見ておくと、将来的にはすごい面白いと思う。今のところあまり中国の地方制度について書かれた日本語の論文はなく、この本はかなりの大著だけども読んでみる価値はあるかと。
変わるのはいま―地方公務員改革は自らの手で

変わるのはいま―地方公務員改革は自らの手で

行政サービスの決定と自治体労使関係

行政サービスの決定と自治体労使関係

公務の民間化と公務労働 (自治と分権ライブラリー)

公務の民間化と公務労働 (自治と分権ライブラリー)

公共サービスの民営化、という文脈で。しばらくは指定管理者制度から行こうかと思うけど、それとの絡みで「公務労働」はもう少し考えるべきトピック。
複雑さを生きる―やわらかな制御 (フォーラム共通知をひらく)

複雑さを生きる―やわらかな制御 (フォーラム共通知をひらく)

安富先生の論文は昔から読んでみようと思いつつ、ちょっと敷居が高くて結局読んだことない。これは比較的とっつきやすそうかな。
日本主義的教養の時代―大学批判の古層 (パルマケイア叢書)

日本主義的教養の時代―大学批判の古層 (パルマケイア叢書)

個人的に読むのが好きな竹内洋佐藤卓巳両先生の共著。これは読むしかないでしょう。
変化する社会の不平等―少子高齢化にひそむ格差

変化する社会の不平等―少子高齢化にひそむ格差

白波瀬先生は今年から東大に移ったらしい。佐藤俊樹先生など、社会学関係としてはオールキャストに近い!?
住宅市場の社会経済学 (Bourdieu Library)

住宅市場の社会経済学 (Bourdieu Library)

実際に研究できるのはずいぶん先になるかもしれないけど、住宅・土地問題も少しずつ勉強したいところ。イギリスでは地方政府の仕事だし、日本の都市計画法と地方政府の関係という議論も、分権改革にからんで非常に興味深いテーマ。