たまに自他共に認めるB級ニュースを配信するJ-CASTですが，ちょっと衝撃を受けたので。
「発掘！あるある大事典Ⅱ」の捏造問題で、関西テレビ放送が検証番組「私たちは何を間違えたのか検証・発掘！あるある大事典」を放送した。しかし、新聞やテレビなどは検証番組に対して総じて批判的な論調で、関テレやフジテレビにも視聴者から「（捏造した）製作スタッフの顔をなぜ映さなかったのか」といった苦情の電話やメールが殺到している。
（中略）
関西テレビ広報部はJ-CASTニュースに対し、「顔隠し」の理由についてこう説明する。
「本人の希望があり、家庭や私生活などのプライバシーをかんがみて、あのような形になった」
関テレ「あるある」検証番組 スタッフ「顔隠し」に苦情殺到
プライバシーって…って話ですが，この回答はある意味スゴイ。時期によってはそんな事件で…っていうときまで人の家に張り込んで，歩いているときにカメラを回しながら無理やりインタビューをしている人たちがこういう回答をするんだから，たぶんホントにたいしたことをしてないつもりなんだろう。やっぱりマスコミさんに「どうしようもない」っていってもあんまり意味ないんじゃないだろうか。地方行財政関係のよくわからない解説記事とか「医療崩壊」関係の議論を見ていても思うけど，僕らはマスコミさんにあまりにも期待しすぎなんじゃないだろうか。彼らが単に勝手に内面化してるだけかもしれないけど。「放送免許を持ってることがビジネスモデル」だと単なる寡占企業じゃん，って話になるんだろう。ってワンセグ放送ってこれから自由に算入できたんだっけ？もしできるんだったら話は変わりそうな気もするけど。
