ハロウィン

いつの間にかもう10月も終わりということでハロウィンの季節に。ご招待をいただいてかぼちゃ畑(Pumpkin Patch)に行ってみたり,Jack-o'-Lanternを作ってみるなどちょっと北米仕様の日々。いろいろ興味深いんだけど,このあたりは文化の違いもあって,どうやってふるまっていいのかいまいちはっきりしないところ。もちろん僕の英語力の問題もあるんだけど,そもそもどういう言い方や語彙が適切なんだろうか…と思ってしまうと苦手な日常会話ほど喋りにくいという負のスパイラルに…。
海外で過ごすハロウィンはもちろん初めてなので,家の近くで「Fireworks」という幟がある季節限定のイベントショップが立ち並んでいるのを見て,ああこちらのハロウィンは花火をやるのか…と思っていたところどうも違うみたい。全く関係ないわけでもないのだろうけど,こちらのハロウィンであるところの10月31日は,インドのヒンズー教旧正月であるディワリ(Deepavali)に当たるんだとか*1。どこでも同じように花火があるのかと思ったら,うちの住んでいるところは「インド人街」みたいな感じのところなので,どうもそこにお店が集中してるみたい。このディワリでも伝統的にはお菓子を配るみたいで,ハロウィンとの親和性はあるということなんだろうか,Fireworksのお店ではだいたいインド系の人がやってるのにハロウィンのお化けみたいなのをあしらった人形が店の前にあって(うちの次男は異様に怖がる),中ではお菓子とかを売ってるみたい。毎年時期が重なるんだろうか…。ただ,これ書きながら調べていると,バンクーバーではハロウィンに花火をあげるのはよくあることだという記事もあり,謎が深まる。
ハロウィンといえば,"Trick or treat!"といいながら家を回る,ということになっているわけだが,うちの家主さんからは,最近だと子どもにあげるお菓子に変なものを入れるやつがいるから気を付けろ,と厳重な注意もあった。こちらのニュースを見ていても,ハロウィンで人の家を回るのは危ないけど,近隣地域への信頼というものを子どもに教えるのは大事だから一概に否定もできない…みたいな話があったりして。他方,この記事では,"Trick or treat!"のhotspotがどこか,みたいな紹介もされていて,よく見るとうちのある地域(正確にいえばもうちょい東でインド系の人が多いところ)はかなりのhotspotだったりする。記事にあるように,子どもの「猛攻」を受けるところで(単純に子どもが多いので),去年は80人くらい来たとか…。しかしそういう地域でも家主さんのように考えてる人がいるわけでやはり難しい。まあせっかくなのできもち参加できると嬉しいですが。
さて10月に予定していた仕事が一応(こちら時間の)10月に終わり,年末はがんばって本の原稿書きをする予定。それが終わったらようやく持ち込み仕事は一段落になる(はず)。少しこちらでの活動に精を出したい。

*1:10月30日という説明と31日という説明があってよくわからない