最高裁長官人事

Nikkei NETより
 15日に70歳の定年を迎える町田顕最高裁長官(69)の後任に島田仁郎最高裁判事(67)の就任が2日午前、内定した。(略)

 新長官には最高裁事務総長の経験のある堀籠幸男最高裁判事(66)がいったん固まっていた。その後、2009年5月までに裁判員制度がスタートすることを重視し、刑事裁判に精通した島田氏を選んだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061002AT3S0200B02102006.html

あれ?最高裁長官って違う人が決まったんじゃなかったっけ?と思ってみたら,やはり差し替えがあったようです。なかなか微妙なタイミングでの任命になるなぁ,と思いますが,まあ定年というのは仕方ないんでしょうか。ただ,たぶんこの記事の書きぶりを見ると,若干異例の人事なのかもしれません。このタイミングで異例の人事に踏み切っているのだとしたら,なかなか思い切ったことをするなぁ,と。独立した司法権に対して,唯一影響力を行使することができる瞬間なので(まあアメリカほどではないんでしょうが)。