組閣

なんかいろいろと物議をかもしてるのかかもしていないのかわからない組閣ですが。
目玉というとやはり補佐官をあれだけ作った,ということになるのでしょうか(組閣じゃないか)。既にいろいろといわれているわけですが,「内閣官房」に補佐官をおくとなると,今度は「内閣府」との調整をどうするんだ,という新たな問題が出てくるわけで。これまでは経済財政諮問会議を中心として,(内閣官房内閣府)対(各省庁)だった構図が半ば自明だったのに,こんどは内閣官房内閣府の関係もよくわからなくなって,各政策ごとにこの三者での戦略的な関係が複雑になるのではないかと。特に注目したいポイントとしては,

  • 補佐官と経財大臣の関係:そもそも根本補佐官は諮問会議に出席するのか?
  • 内閣官房にいる官僚(幹部+公募?)と内閣府にいる官僚(いわゆる内閣官僚?)の関係

というところでしょうか。その結節点となるのはやはり事務担当の官房副長官,ということになるのではないかと予想されるのですが,ここに一番のサプライズ?を持ってきた理由が今後明らかになるのかも。