いただきもの

投稿論文を仕上げていたり，しばらく自宅を離れてたりするうちにいつの間にやら12月に。早いなぁ…。
さて，月末に尊敬するお二人の先生から著書をいただきました。最近は公共経済学・財政学で伝統的な財政学者とは違う視点で地方財政を研究する研究者が多いのと同じように，政治学・行政学の分野でも，これまでの「地方自治論」とは違う視点から地方政治・地方行政を研究する研究者が増えているわけですが，僕も含めてそういう若手の研究者が多いのは，お二人がそのような研究分野をまさに開拓してきたからこそではないかと思います。その10年間の研究成果として出された本なわけですが，僕なんかでもやや感慨深げに見てしまうところがあるので，お二人にとってはひとしおではないかと。一度下読みをさせていただいた時点でもかなり完成度が高い本という印象を持っていたのですが，さらに稿を重ねられているようで，読むのを楽しみにしております。

日本の地方政治―二元代表制政府の政策選択―