2007-01-01から1年間の記事一覧
しばらく〆切間際の学会報告の論文を書いていたら,ここに来て週に2回って。まあこの辺のヒアリングはある意味で夏休みの宿題を確認していくようなところがあるので,スケジュールがあき次第,サクサクとやっていこう,ということなんでしょうが。とりあえず…
まあよく言われていることですが,麻生氏が勝つには予備選で相当票を取らないと…と思って,前のエントリにそう書いたりもしたのですが…。 ◎42都道府県連で予備選実施=本選前に公表8都県−自民総裁選 23日投開票の自民党総裁選に向け、35都道府県連が…
首相が辞めて,まあ叩かれるような辞め方してるし,ある程度言われるのは仕方がないと思うのですが,歴代首相が今回の辞任を論評する,というこの企画はなんつうかちょっと辛い。「重大な決意」という発言がきっかけで辞めた元首相が「職を賭す」という発言…
先日のエントリで引用した知事会・市長会の支障事例についての中央省庁の回答を大手メディアがまとめていたので。 地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会長)は13日、全国知事会と全国市長会が国に要望している制度改正要望に対する、各…
後継首相は,まさに一夜にして流れが変わったわけですが,このような情勢になってくるとやはり内閣改造は大幅にならざるを得ないのではないかと。まあもちろん地方票次第ではもう一度どんでん返しが起こる可能性がないでもないわけではありますが。ただ小泉…
まさかこのタイミングで辞めるとは…。ちょうど「どんと晴れ」がなんとなくついていたときに速報が入り,そのあとブチって切れて特番が始まるとびっくり。はじめは一瞬辞任の流れを作るためのある種のクーデタか,とも勘ぐったりしたのですがそんなこともなく…
水曜から大阪に行っていたのですが,日曜の夜に帰京。新幹線は豪雨のおかげで1時間以上止まるし(まだましな方みたいでしたが),新横浜についたら近くの日産スタジアムでミスチルがコンサートしてたらしく,駅が大混雑。僕は帰りだから良かったものの,西行…
実に一月ぶりの分権委員会。直前に委員長代理が総務大臣として入閣するサプライズがあったわけですが,今回の会合ではその大臣がまずは挨拶。「よもや,立場が変わったからといって意見が変わることはありませんでしょうから」という丹羽委員長のある種の念…
妻の実家関係の法事で長崎に行ってきました。九州は,福岡市・北九州市と熊本の小国町以外は行ったことがなかったのですが,長崎は前から行きたいと思っていたのでなかなかよい機会でした。とはいえまあスケジュール的にはかなり厳しくて,そんなに自由行動…
同じエントリにしようかと思ったのですが,タイトルがややこしいので。時事通信の官庁速報で結構衝撃的な記事が。 委員会「全廃」に広がる困惑(岡山県美作市) 6月の臨時会ですべての委員会が廃止となった岡山県美作市議会(定数26、欠員1)で、9月の…
組閣ではなんと増田委員長代理が地方問題担当相どころか総務大臣に。分権推進委員会の委員長代理の職は辞して「早急に後任の人選を行う」ということだそうです。ってことはもう一人組閣で名前が挙がった元改革派知事なのか??と思わんでもないですが。って…
現在観察中の地方分権改革推進委員会の増田委員長代理が改造人事で入閣する可能性があるらしい。まあこういうのはどうなるかわからないわけで,後でこういうこともあったなぁ,と見るための記録として。しかし某東京都副知事はもし副知事になってなかったら…
多方面で激震の厚生労働省幹部人事ネタですが。牧原先生の分析などで,厚生官僚が「内閣官僚」になっていくプロセスが発見されているものの,その「内閣官僚」というのがどういうものなのかについてはいまいちよくわかっていなかったのではないかと思う。で…
時事通信で興味深い記事が配信されてた。 ◎豪雪地帯の集団移転を支援=高齢化進む小集落、宅地買い取りに補助−国土交通省 国土交通省は2008年度、人口減少や高齢化が進む豪雪地帯の小規模集落を対象に、住民の合意に基づく集団移転を支援する事業を設け…
いやもう名前のインパクトだけですが。いわゆる市場公募地方債のなかで,群馬県が2001年にはじめた「愛県債」以降,多くの地方自治体が住民参加型市場公募地方債(ミニ公募債)というやつを発行しております。読売新聞の昔の特集,自治体の公募債 魅力アップ…
前にはやし先生も(経済教室で)勧められていた『現代日本の「見えない」貧困』を読んでみる。極めて深刻な議論がされているものの,問題意識が明確かつ分析の言葉が結構平易で読みやすい(自分もそういう文章書かないとなぁ…orz)。最近ちょっと気にしてい…
まだ始まったばかりの官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会のこれまでの議事録を読んでみる。まだ三回分が公表されているだけだけど,ボリュームとしてはかなり多くて異様に読み応えが…。この会議ではもちろんいわゆる公務員人材バンクの制度設計の…
研究者の卵っていうやつは何とかどこかに就職するまで健康診断も受けることができない,ということで,この数年気になっていたのですが,今回思い立って人間ドックに行ってみました。保険が利かないのでちょっと高いわけですが(…いったいなんのための国保だ…
どうも論文を書き始める元気がないので,この前買ってきたばかりの西尾勝[2007]『地方分権改革』(東京大学出版会),を読んでみる。正直に白状すると,この行政学叢書というシリーズはどうなの…?という話を聞いていて(ちなみに僕はこれが初めてです)いやい…
今日は本当は人の論文を読むために空けていたのに,結局その論文が来ないことになってしまったために別の本を読んでみる。ちょっと前に買った吉川徹[2006]『学歴と格差・不平等』で,まあ(たぶん)教育社会学の本ですが,博論のやり直しが続く僕としてはな…
時事通信の記事より。時代が変わったというか,枠組みが変わったというか。 ◎尾身、中曽根氏の公認申請せず=知事選応援不十分−自民群馬県連 自民党群馬県連は6日までに、先月22日の群馬県知事選で当選した党公認候補の応援活動が不十分だったとして、地…
ヒアリングが終わってからは小早川委員による法制問題の検討状況が。まあ今回はわりと大きな話を出されているので,直観的にもわかりやすい話だったのではないかと。ちなみに資料はこちら。 お話としては,機関委任事務の多くが自治事務になったのに,なぜ窮…
夏休み前最後の会合,ということで,厚生労働省と文部科学省を呼んで,保育所・幼稚園の問題と,教育委員会(の人事)についてヒアリング。一応今回でヒアリングコーナーは終了らしい。いやいや,社会保障はあれだけでいいのか,と思うわけですが(特に参院…
続いて感想と展望。日経の3面でまとめてましたが,民主党が第一会派になった結果(自公が統一会派を作っても届かない!),議長は確定的でしょうから,国会運営上野党は「否決」もそうですが,「時間」というものすごい「物理的な」武器を手に入れることが…
民主党地すべり的大勝,ということで,事前の選挙報道で出ていた中でも自民党に厳しめの報告に近かったのではないかと思います。選挙の結果については,一人区の勝敗は与党の6勝23敗(前回は14勝13敗)で,二人区は結局野党系総取りもありうるとされた北海道…
朝,妻が出かけるのと一緒に投票へ。ついでに投票所の上にある図書館によって,現総理の祖父に関係する本が面白そうだったので借りてみる。ひとつは老碩学によるオーラルヒストリーの記録で,もうひとつは比較的若手の研究者が最近書いたもの。岸信介証言録…
週の頭は大阪へ。いつも家でしている話でもあっちで先生・先輩と話すと深刻さがまして軽くウツになりそう。いやまあ僕の手が届かないところに気を揉んだって仕方ないわけですが。 そういえば選挙が近づいてくるにつれて最近は「宙に浮いた年金」の話をあんま…
今週は,ちょっと突然の用事で微妙に予定が狂ってしまったのですが,そのおかげでやろうと思っていたことができなかったり,思わないことが意外とできたり,とまあなんかバタバタしているようなしていないような,で。地方分権改革推進委員会のウォッチは遅…
地方分権改革推進委員会,税調に続いて(ほかにやってるところもあるかもしれませんが),官民人材交流センターの制度設計に関する事項について検討するために内閣官房長官の下に設置された「官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会」(座長:田中一…
前に一回見たことがあったけどたぶんそのときはスルーしたネタ。 ◎企業対象に「発展税」=法人事業税に5%上乗せ−宮城県 宮城県は、一定規模を超える県内企業を対象に法人事業税を超過課税する「みやぎ発展税」(仮称)を、2008年度に導入する方向で最…